スギ・ヒノキ花粉飛散状況
(2025年1月1日〜,於宇部市岬町)
- その年に初めて花粉が観測された日を「初観測日」とすると定義されています。当測定点では1月2日に2025年初めてのスギ
花粉(0.9個/cm2)が観測され、同日が当測定点における本年の「スギ花粉初観測
日」となりました。しかし実際は毎年秋にもスギ花粉が飛散し、今シーズンは特に11月以降多くのスギ花粉が飛散しており、年末にもスギ花粉が捕集されてい
ましたので、1月2日の「スギ花粉初観測」が特別な意味を持つものではないと思います。---(1月3日)
- 山口県としてのスギ花粉初観測日も1月2日と発表されました。---(1月8日)
- 異例の早さですが、長門市で1月5日から7日の3日間ともに、また山口市で1月6日、7日の両日、1個以上/cm2/日のス
ギ花粉が捕集されています(飛散開始日の条件に該当します)。---(1月10日)
- 1月5日が山口県における本年のスギ花粉飛散開始日であることが発表されました。---(1月20日)
- 当測定点では、2月16日がスギ花粉飛散開始日となりました。既に飛散開始となった長門市、山口市以外では、萩市で2月15
日が飛散開始日となっています。---(2月18日)
- 県内のほとんどの地域で、2月16日がスギ花粉飛散開始日となりました。---(2月18日)
- 先週から県内各地でスギの大量飛散が続いています。県内測定機関の平均スギ花粉捕集総数は4360個/cm2となり、予測の
5100個を超えそうな勢いです。当測定点の1日の過去最多の捕集数は2019年2月23日の902.2個でしたが、本年3月
13日には932.1個、さらに翌日の14日には1442.3個と、2日連続して史上最多を更新しました。その結果、当測定点の
花粉捕集総数も、過去最多であった2019年の4270個を3月14日の時点で上回り、4769個となりました。今シーズンは寒
波等の影響で、スギ花粉飛散のピークが例年に比べて遅れているように思われ、もうしばらく飛散は続きそうです。----(3月
16日)
- ヒノキやハンノキ属花粉も、県内のいくつかの地区で確認されるようになりました。---(3月16日)
- 3月13日、14日に非常に多くのスギ花粉が飛散し、県内測定機関の平均スギ花粉総数は、14日終了時点で予測の5100個
/cm2を超えました。3月20日終了時点での平均スギ花粉総数は5650個となっています。---(3月22日)
- 当測定点では、3月21日からヒノキの捕集数が増えてきました。スギもまだ少なからず飛散していますが、22日には、ヒノキ
の数がスギを上回りました。---(3月23日)
- スギの県内測定機関の平均飛散総数は、3月24日終了時点で6000個/cm2を超えましたが、スギは減少してきており、当
測定点でも、ほとんどがヒノキという状態になってきました。---(3月27日)


山口県内のスギ・ヒノキ花粉飛散状況
(データ提供元:山口県医師会花粉情報委員会)



