下 痢
(ビオフェルミン)
(病院)
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ひどい場合は、すぐに病院に行くことをお勧めしますが、便がいつもより少しやわらかいことは、ケージを掃除するときにすぐにわかります。
そのような場合は、我が家では、錠剤のビオフェルミンを一錠与えることにしています。
うちのモルモットのルットの方は、このビオフェルミンが大好きで、コリコリコリコリ、それは美味しそうに食べてくれます。これまでのルットの下痢は
これまで、これで治らなかったことはありません。困ったのはチョビの方で、こちらは、ビオフェルミンの錠剤を口にしません。ぜいたくなチョビは実は病院で処方されるバニラの香りがするお腹のお薬が大好きなのです。
この液体のお腹のお薬の入れ物をとってあるので、今度は粉末のビオフェルミンを買ってきて、それを溶かしたものにバニラエッセンスをほんのちょっぴり加えて与えてみようと思います。
飲むタイプのヨーグルトも、大好きなのでそれに粉末のビオフェルミンを混ぜておくのもよいかもしれません。とにかくこの、ビオフェルミンは一度試してみてください。でもよくならない場合や、ひどい場合は、迷わずすぐに病院に連れて行ってあげてくださいね。
ちなみに、うちのもるちゃんたちがかかっている病院では、診察してもらって、風邪やお腹のお薬をいただくだけなら、一回につき1080円です。
かなり善良な価格ではないかと思います。別の病院にかかったときには、2000円以上かかりましたので。
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くしゃみ
(暖かくすること)
(小動物用漢方風邪薬)
(病院)
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くしゃみがきこえたら、まずすることは、暖かいベッド(うちでは、フリース)を入れてやることです。冬場なら部屋を暖かくします。
それでも、まだくしゃみをするような場合は、市販の小動物用の漢方風邪薬を与えます。身体を温める処方なのだと思います。
このお薬はペットショップなどで取り扱われています。我が家では、それで様子をみてから、病院に連れて行きます。
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強いかゆみ
(ムトウハップ浴)
(スミスリンシャンプー)
(病院)
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はじめはチョビ、それから次にルットがひどく痒がりはじめ、気がつくと、チョビは横腹、ルットは目と目の間(つまり鼻の上)に一円大のハゲができ、痛々しく赤身が出ていました。
チョビがハゲたときには、病院の先生から「ルットにやられたんだろうから、ケージを別々にしなさい」なんて言われてルットも「冗談じゃないよー」と思っていたかも知れません。ところがケージを離したにもかかわらず
ルットにも全く同じ症状があらわれたのですからびっくりです。どうやら、チョビを買ってきたとき、ペットショップから何かをもってきたようです。耳の皮が白くフケのようにはげたりしていましたから。この時、病院から処方されたのは、塗るタイプの薬でした。
ところが、モルモットはグルーミングが得意です。いくら塗ってもすぐになめてしまいます。それで我が家では、まず原因を突き止めようと、ルットたちの毛やフケを採取しては、intel playという顕微鏡で、一生懸命ノミまたはダニを捜しましたが、
何もみつかりませんでした。次に、インターネットで病気の症状からいろいろ調べたのですが、一番近いと思ったのが「ヒゼンダニ」による症状だと思いました。
そして、その対処方法に出ていた「ムトウハップ浴」をさせるため、あのムトウハップを薬局で買い求めました。毎日、毎日それからムトウハップのお風呂です。
でも、なかなかよくならないので、今度は「スミスリンパウダー」を買ってきて、ペット用のノミダニ駆除用のシャンプーにスミスリンパウダーを混ぜてゴシゴシ洗いました。
ムトウハップの成分は「イオウ」なので、薬局で「イオウ」の入ったにきびの治療薬を買ってきて、それも少し塗ってやりました。そうこうしているうちにすっかり良くなってしまったのですが、
やっぱり、この中で一番効果があったのは、スミスリンパウダー入りのシャンプーだったと思うのです。スミスリンパウダーは人間に使うものなので、モルモットに使って大丈夫だろうかと心配もしたのですが、量を少なくすれば大丈夫みたいです。少なくともうちのモルモットは2匹とも元気になりました。
後で知ったのですが、シャンプーにスミスリンパウダーを混ぜなくても、はじめからシャンプーになっているスミスリンシャンプーがあるのですね。我が家では、きっと、もるもっとたちに、また皮膚病らしき症状があらわれた場合には、迷わず、根気よくムトウハップ浴をさせることと、このスミスリンシャンプーを試してみると思います。
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脳炎 or 脳梗塞
(病院)
(リハビリ)
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春休みが終わる頃から、我が家では、りんご病が蔓延しはじめました。そんなある土曜日、チョビの様子がなんだかおかしくなりました。ぐったりしているのです。だきかかえると、かなり熱が高いことがわかりました。
しかし、その時、「きっとチョビもりんご病なんだ。でもりんご病は大した病気ではない。りんご病にかかった大人のママさんも相当苦しそうだったけど、すぐに良くなったし」と家族は甘く考えていたのです。そして次の日、チョビちゃんの様子はもっと悪くなっていて、ただ事ではないことがようやくわかりました。
月曜日を待って、ママさんはチョビちゃんをかかえて、動物病院にすっとんでいきました。病院での診断は「脳炎または脳梗塞のため、右半身がマヒしている」ということでした。土曜日からの高熱を考えると、おそらくカゼかなにかをこじらせ、脳炎をおこしてしまったのでしょう。その時、すでにチョビは危篤に近い状態で、病院の先生は「脳の血流をよくするお薬」などを注射したり、点滴したりしてくださいましたが、内心、もうダメだと思われていたそうです。
しかし、やさしい先生は「モルモットの脳は、人間の脳よりもずっと構造がシンプルだから、ひょっとしたら、ケロッとよくなるかもしれませんよ」とおっしゃったのです。根がやっぱりのーてんきなママさんは、「状況はかなり、きびしいですね」なんていう先生のことばはすっかり忘れ、病院を出るときにはこの「脳の構造が単純」という言葉と「ケロッとよくなるかも」という言葉だけを覚えていました。
その日、家族が心配していると「脳の構造が単純」なチョビちゃんなので、血流をよくするお薬なども効きやすかったのでしょう。ほんの少しだけ良くなりました。次の日、また点滴に行きました。この日は前日とさほど差はなかったのですが、次のひから少しずつ、少しずつチョビちゃんはよくなっていきました。しかし足の麻痺と口の麻痺が残っていました。ここで述べておきたいのは、人間と違って、もるもっとは自分の足で歩いてやっていくことができないと思うと、
自然と死にむかうように、脳にインプットされているようだということです。つまり、熱も下がり、明らかに改善されているにもかかわらず、食べ物を摂取しようとしないのです。そこで、家族は考えました。人間でもリハビリは早いほうがいいと言われている。それに「モルモットの脳の構造は人間より単純」だからバイパスもできやすいと先生もおっしゃっていたではないか。ダメもとでやってみるかということです。それから一日に数度、家族が交代で、チョビちゃんをかかえて、完全に麻痺したうしろ足をさすりながら、少しずつ伸ばしたり縮めたりするというリハビリを始めました。
一日のうち、かなり多くの時間をシングルベッドサイズのキルティングの上で過ごさせました。ほんのちょっとだけ、前足だけで身体をひきずるようにして動いたのを家族は見たもので、できるだけ、動きやすい環境にしてやりたかったのです。広い所においてやると、動きたいという気持ちが、ひょっとしたら芽生えるかもと期待して。完全にマヒといっても足の裏をくすぐると、反応していたので、感覚は残っていたのでしょう。信じられないことに、これまた日ごとによくなってきたのです。足がよくなるにつれ、チョビちゃんの食欲ももどってきました。はじめは牧草、次にきゅうり、ペレットの順に食べるようになりました。元気なときに好きだった葉ものは、口もとにも少しマヒがあったせいか、しばらくうまく食べることができませんでした。
しかし、発病から1ヶ月もたたないうちに、葉ものも食べられるようになり、足もすっかりよくなりました。病院の先生によると「ひょっとしたら、この人は、ここはどこ?わたしは誰?って思ってるかもしれないわよ」なんだけど、こんなに元気になったんですもの。「よし」です。
そして家族は思ったのです。「嘆く前に、やるべきことはやってみるものだ」と。モルモットは体が小さいので、人間のわたしたちがリハビリをしやすかったのです。このようなペースでリハビリができれば人間でも、同じ脳炎や脳梗塞を起こしたとしても、ひょっとしたら今よりもっと後遺症が少なくてすむのかもしれません。うまくリハビリをサポートできるものが考案されるといいと思うのでした。そして小さな「もるもっと」にあらゆる手をつくしてくださった先生方に心より感謝いたします。ありがとうございました。
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