「踊り曳山」は、2階部分は要所で披露される舞踊の舞台となります。移動の際には音頭取りが左右に2人配置され、右側(面舵側)は緑の房、左側(取舵側)は赤い房を持って、踊り曳き山の進行を指示します。これは船舶が航行する舷灯を意味するもので、山車全体を船に見立てています。
1階部分はシャギリと呼ばれるお囃子が乗り、笛や太鼓で祭りを盛り上げます。山車は太い綱で山車を引く「引手」によって進行しますが、山車の車輪は前後にしか動かないため、右左折の際は棒を用いててこの原理で方向を変えます。この時の勇壮な動きが山車の見所の一つです。以前は男性だけでしたが、最近は女性も引手として参加するようになりました。
(※「2011年9月15日発行 あじなまち」より)
「餅まき」を要所で行い、多くの参加者に楽しんでいただきます。
山車は、「てこ」担当の力で向きを変えることができます。
※「踊り曳山」は、現在5自治会が毎年交代で担当しています。