「こみっくパーティー」のページ(2001.4.24更新) 1.プロローグを読む。 2.キャラ別応援ページへ移る。 あなたは「こみっくパーティー」って知ってますか? ゲーム界に一大センセーションを巻き起こした「To Heart」を制作したリーフから、「こみっくパーティー」という作品(Windows95/98対応)が発売されました(「To Heart」のプレイステーション版になじみがある方は「アクアプラス」のブランド名が分かりやすいかも)。 このホームページを読んでいる方すべてが、DOS/V所有者というわけではないため、「こみっくパーティーって何?」という方もいらっしゃると思うので、このゲームのことを少しだけ説明ておきます。 この作品を一言で表すと「同人恋愛シミュレーション・アドベンチャーゲーム」です。 基本的には、同人誌を発行して同人作家として精進していくことと、そこで知り合った女の子と仲良くなることを両立させればOKということになります(女の子といくら仲良くなっていても、同人誌を落とす<期限までに発行できなくなる>とGAMEOVERとなります)。 私の周囲にいる人が続々とこのゲームにハマる中、最初は、あまり深く考えずに軽いノリで購入したこのソフトでしたが、プレイしてみて、それまでの気持ちを悔い改めなければならないことに気づかされました。 まず、シナリオがすばらしいです。 涙なくして、あるいは、感動せずに、エンディングを迎えることはできないでしょう。 それぞれのキャラクターに「個性」をつけることが重要なポイントであることはもちろんのことですが、この作品のキャラクターには何か「背負っているもの」があります。その描き方がすばらしいです。セラムンでも、各キャラクターが「運命」を背負っているという描写がなされ、そのことがセラムンに単なる「変身モノのアニメ」以上の奥深さを与えていました。最近のアニメでは、なかなか各キャラクターを深く掘り下げて描く作品にめぐり合うことが難しくなっています。シリーズの長さが短くなっていることで、時間的にそのようなシーンを織り込むことができないのが、主な原因でしょう。しかし、この「こみっくパーティー」にはそれがあります。「逆境があっても、それに負けずに頑張っていく」、もう少し分かりやすくいえば「たとえ苦しいときがあっても、それに押しつぶされることなく希望を信じて生きていく」ということになるでしょうか。私自身、まだすべてをクリアし、すべてのシナリオを見ているわけではないのですが、これまでクリアしたシナリオを終えた後には、心地よい余韻が残っていました(塚本千紗/牧村南/芳賀玲子/猪名川由宇/高瀬瑞希の5人しかクリアしてません<99.8.30現在>)。 また、この作品を盛り上げる要素として、音楽・効果音の存在を見逃すことはできません。 「楽しいときには楽しく」「悲しいときには悲しく」させるような音楽があって初めて作品に奥行きが生まれます。せっかく良いシナリオの作品であっても、音楽が合っていなければ、楽しさも半減してしまいます。セラムンでも、音楽の存在は大きいものがありました。この作品には、それぞれの状況に応じた美しい音楽が流れます。ピアノやオルゴールを使った曲は、特にお気に入りですね。 そして、言うまでもないことかもしれませんが、絵の美しさは重要なポイントです。 感情の込め方にも大きな違いが出てきますからね(笑)。この作品では、どのキャラクターもしっかりと描かれています。くるくる変わる表情を見ていると、こちらも感情移入せずにいられなくなります(^_^;)。表情が少し曇ってくると「この選択肢でよかったのかな」と心配になってきますしね。 最後に、キャラクターの声を当てている声優さんの演技がすごいと思います。パソコンの性能が上がっていることもあるのでしょうが、声もとてもリアルで、まるで、ゲームというより、テレビのアニメ番組を見ているような感じがします。フルボイス仕様でないことが悔やまれますが。 もし、これを読んでいるあなたが、十分なハードディスク容量を持っているパソコン(Windows95、98のいずれかのOSで動作するもの)をお持ちなら、一度は、このゲームをプレイしてみることをお勧めします。 きっと楽しくプレイできることと思います。 2001年4月からはテレビアニメが始まりました。そして、DreamCast版も6月に発売されます。ぜひチェックしてみてくださいね。 キャラ別応援ページも開設しています。 <猪名川由宇>ちゃんのページを開設しました(99.11.21)。 <牧村南>さんのページを開設しました(99.11.14)。 <高瀬瑞希>に続いて<塚本千紗>ちゃんのページも開設しました(99/9.14)。 このページの最初に戻る |
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