プロローグ |
ともみちゃんは、Piaキャロット2号店からヘルプにやってきた女の子です。主人公と同じ電車に乗っていたことから、Piaキャロット4号店に勤務する前から知り合うことになります。大きなにんじんのぬいぐるみ(キャロちゃん)を持った女の子で少し幼さを残した感じですね。知り合ってからすぐに「お兄さん」と話し掛けてくる屈託のなさがチャームポイントです。笑顔がとても「かわいい」と感じるキャラですね。ちなみに、ともみちゃんの声を当てているのは、F&C作品「CANVAS」の橘天音や「WithYou」の信楽美亜子(ミャーコちゃん)と同じ方が担当されています。 |
いよいよ本題に・・・ |
最初のころは、なぜ、ともみちゃんが4号店のヘルプへ来たのかということに触れることなく物語が進んでいきます。お話の中盤では、ともみちゃんの友達である神塚ユキ&志摩紀子の2人が遊びに来たりして楽しいひとときを過ごします。この時、友人の会話の中からともみちゃんが長い髪を切ったことが分かります。そして、ヘルプに来た理由が明らかとなります。揺れ動く乙女心が主人公や2号店の従業員(もうひとりの’お兄さん’)を交えてつぶさに描かれていきます。主人公が2号店に行って、ともみちゃんの憧れの人と出会い話をしているその場所にともみちゃんが現れるシーンなどは衝撃的なものを感じます。最終的には、主人公に対して心を開くことになるのですが、そのプロセスがとても心に響いてきますね。 |
エピローグ |
このエピソードで、ともみちゃんはひとつ大人になったと感じますね。恋愛経験は楽しいことだけでなく、辛い気持ちになったり、胸が締め付けられるような気持ちになったりすることがあります。そのことを、ともみちゃんというキャラクターを通じて描いたのではないかと思われてなりませんでした。 |