写真の説明


枚目は結婚式の写真です。2001年11月18日に山口市の中心商店街を会場にしたイベント、“ハッピーロードウエディングやまぐち”が開催されました。私たちが、参加カップルの公募で選ばれたのですが、選んでいただいた理由には、「第3回目であり特長のある企画にしたい」「商店街としてもバリアフリーについて真剣に考えていきたい」との気持ちが含まれていたことを後に聞きました。
 当初は、まさか選ばれるとは思ってもおらず、ミカの「応募してみたい!」との希望に対し、大輔は「恥ずかしいから止めようやぁ」と応戦。結局、どうせ選ばれんじゃろうから、出すだけ出してみれば…との軽いノリで投函した一枚のハガキが、こんな素晴らしいイベントへとつながりました。
 当日は数え切れないほどの沢山の人たちに祝福していただき、恥ずかしいという気持ちも何時の間にか、どこへやら(笑) こんなに多くの方々に祝福いただくことは二度とないこと、おもいきっり楽しませていただきました(笑) 
 
 
 スタッフのみなさんには、車いすに乗ったままドレスをどう着るか…ということから始まり、過去2回の経験とは違う様々な運営面での課題をひとつひとつ解決して当日を迎えてくださいました。私たちも自分たちのニーズを正直に伝えていきましたので、障害者にとって何が困難か(日常生活において)であるかを一緒に考えてもらうよい機会になったと思います。
 また、このイベントにあわせて、山口市中心商店街連合会では“ほっと・ホ〜ッと宣言”をすることに!
 
                                       実行委員会のみなさんと一緒に。 素晴らしい一日になりました!

 ステッカーが商店街の各店舗の軒先やショーウィンドウに貼ってあります。この企画があったから知り合うことができた商店街の方々と協同して「宣言が風化しないように!」私たちも微力ながらがんばっていきたいと思っています。商店街のみなさま、お世話になりました!これからもどうぞよろしくお願いします! ハッピーロードやまぐち実行委員会紹介/朝日新聞2001年11月18日
 最後に当日のサポートを快く受けてくれた友人夫婦・タカシとノブコに心から感謝の言葉をおくりたいと思います。本当にありがとうございました!


枚目も結婚式の写真です。友人・木下慎一郎くんが作った親愛なるバンド”C-ZONE”が、LIVEで素敵な曲を聞かせてくれました。
 牛尾くん、三戸くん、伊藤くん、そして慎ちゃん、生涯忘れることのない思い出になりました。ありがとう!C-ZONEは、山口になくてはならない存在!メンバー各自が、それぞれの分野で活躍しつつの創作活動は、決して楽ではないはず…だからこそ、奏でられる音と詞は、多くの人へ元気を与えます!これからの活動に期待してます。応援してます! C-ZONEのメンバー、本当にありがとうございました!
 追伸、もし未だC-ZONEを知らない人がいたら、ぜひホームページを見てください。音も聞けるし、超オススメ!
     flish(週間やまぐち)2002年6月1日号で、C−ONEが紹介されました
     ぷらざ2002年8月号で、C−ONEリーダー木下くんが紹介されました
     西日本新聞 2004年3月28日・連載記事「家族」で木下くんが紹介されました


枚目の写真は、山口の夏の風物詩・七夕ちょうちんでのひとこまです。2001年の夏、私たちは、車いすに座ったまま着る事ができる”バリアフリー浴衣”を作りました。
 ミカの「ケガをして車いすを使うようになってからは、浴衣が着れなくなった」との一言からスタートしたプロジェクト。浴衣づくりに参加したい障害者の募集、不要になって家庭で眠っている浴衣提供のお願い、和裁(縫製)を手伝ってくれる人、おまつり当日のサポーターなど、全て公募で準備をすすめてきました。2001年だけで、総勢100人以上の人たちが“バリアフリー浴衣”づくりに参加してくれました。
 もちろん2002年度もやります。ずっと続けていくための基盤作りと、ニーズに応えて裾野を広げることが今後の課題です。
 関係者のみなさまご協力本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします!


枚目は石垣島へ行った時の写真です。車いすの障害者夫婦は、お互い協力しながら、ケンカしながら(笑)、どこへでも二人だけで出かけていきますが…石垣島行きは決意したものの、ちょっと不安でした。それは、設備環境の想像がつかないからでした。自然環境にあこがれて行ってみたいという気持ちの反面、果たして二人だけで大丈夫かなぁ?…と正直不安。
 迷っていても仕方ない、その気持ちを宿泊を予約していたANA石垣全日空ホテルのツアーデスクへ伝えてみました。最初に返ってきた言葉は、「えっ、お二人とも車いすをご利用なんですか」との驚き。そして「介護者同伴で来島される方は、けっこういらっしゃるのですが…」と不安気。ぜひ前例を作ってください、前例がないということで断られていたら、障害者の二人旅はいつまでたっても道が開けません!…と、お願いしました。その上で「そちらでボランティアあるいは、有料のアテンダントさんでもよいのでコーディネートできませんか?」と再検討を依頼しました。
 石垣島へ辿り着くまでの道は少しだけ困難でしたが、私の言葉を受けてホテル側も随分協議くださり、島旅行実現!! ホテルから石垣市社会福祉協議会と西表観光センター(離島観光の会社)へ私たちの障害の状況や介助者がいないこと、それでも障害者二人旅の前例を作りたいなどの意を伝えてコーディネートしてくださいました。社会福祉協議会の方々は、ホテルからの連絡を受けて、ボランティアさんを探してくださり、その上島内の観光スポットや食事場所、トイレの状況など、手作りの福祉観光マップを作成してくださりました! 離島観光では、会社側のご厚意で、通常は同行しないスタッフの方と、バスの運転手さんがサポートを引き受けてくださり、西表島由布島、竹富島へと行くことが出来ました。
 社会福祉協議会のスタッフのみなさんが案内してくださった、島民謡のライブハウス安里屋では、島の泡盛「八重泉」を飲み交わしながら、楽しく踊りました。
 
 どこへ出かけても、いつも新しい出会いがあります。そしてたくさんの人に支えられて暮らしていることを実感します。
 この出会いを大切に…石垣島のみなさん、本当にありがとうございました!
 
    ボランティアでサポートしてくださった伊藤さんと一緒に。唐人墓にて。