被爆二世集団訴訟

原告4人の本人尋問の採用を決定
− 被爆二世集団訴訟 長崎 第5回弁論準備 − 

全国被爆二世団体連絡協議会会長         
被爆二世集団訴訟原告団長   崎山 昇 
 被爆二世集団訴訟の長崎における第5回弁論準備が、5月14日(金)15時30分から長崎地方裁判所で開かれました。
 まず、被告側が5月12日に提出した「本人尋問は、いずれも必要性がないから、速やかに却下されるべきである。」との「証拠申出に対する意見書」の提出について裁判長が確認しました。その後、裁判長が広島の状況について尋ねたのに対して、原告側在間弁護団長が、広島地裁での経過(広島地裁では、互いの主張が終わり、争点整理をした上で、証拠(証人尋問・原告本人尋問)を決定する。被告側が長崎では7月20日(火)までに提出することになっている意見書、準備書面を7月27日(火)までに提出する。次回期日は8月3日(火)13時30分)を報告しました。そして、裁判長は被告側意見書を踏まえて、原告四人の本人尋問の採用を決定しました。6月21日(月)14時から、口頭弁論が開かれ、原告本人尋問が行われます。時間は、主尋問が一人あたり20分で四人合計80分、反対尋問が一人あたり10分で四人合計40分の枠内で調整することになりました。また、6月21日には原告本人尋問が終わり次第、進行協議が行われることになりました。
 7月20日までに被告側から反論の準備書面が提出され、その後の進行は6月21日に決まることになりますが、いよいよ結審へ向かうことになります。引き続き、皆さんのご支援とご協力をお願いします。
 
全国被爆二世団体連絡協議会活動支援カンパへご協力を
  【振込先】中国労働金庫本店営業部 普通預金6192565
   全国被爆二世団体連絡協議会 会長 崎山昇

 トップページに戻る
二世集団訴訟の目次