活動報告
長崎市・長崎県へ被爆二世・三世に関する申し入れ | |
長崎県被爆二世の会 事務局長 崎山昇 | |
長崎県被爆二世の会は、長崎県被爆者手帳友の会、長崎被爆二世の会とともに、2022年4月18日(月)長崎市・長崎県に対して、「被爆二世・三世に関する申し入れ」を行い、法的援護を国に要望すること、実態調査の実施、市長や知事との面会などを強く求めました。 まず、13時30分から長崎市議会第2会議室で、長崎市の前田原爆対策部長に対して、「申し入れ」を手交し、交渉を行いました。はじめに私たちから、以下のとおり重点課題について説明しました。
それを受けて、私たちは、@まず市として何ができるかというのを検討すること、A当事者である私たちが必要だと要求しているのだから、市としてできないものは国へ要望すること、B被爆二世に対する法的援護は喫緊の課題であり、今年は重要な年であることから、田上市長との直接面会、を強く求めました。 なお、昨年6月から「被爆二世健康記録簿」を配布したことによる受診者の状況について、現時点での速報値、昨年度の被爆二世健診受診者が3830人(前年度比301人増)だったことが報告されました。正式な報告は10月に行うとのことでした。 その後、15時30分から県庁309会議室で、4月から新しく着任した長崎県の犬塚原爆被爆者援護課長に対して「申し入れ」を手交し、交渉を行いました。課長に対して、市と同様に、重点課題について、上記1、2、3の要求内容を説明しましたが、課長からは「本来国がすべきことなので、要望すべきところは要望したい」と回答がありました。それに対して、@県として何ができるかということについて検討すること、Aできないものは国へ要望すること、B被爆二世に対する法的援護は喫緊の課題であり、今年は重要な年であることから、大石新知事との直接面会、を求めました。 なお、被爆二世健診受診者の状況について、速報値で昨年度約700人(前年度502人)だったこと、「被爆二世健康記録簿」の配布状況について、12月段階で320部配布(1500部印刷)したことが報告されました。 |
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新聞記事 朝日新聞 https://www.asahi.com/articles/ASQ4L72XTQ4LTOLB002.html KTNテレビ長崎 https://news.yahoo.co.jp/articles/ef6ce677137c83f8da02a0a679aabc7ac96bcdb7 |
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