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活動報告
| 被爆者から被爆二世・三世へ − 核も戦争もない平和な21世紀に!被爆80周年原水爆禁止世界大会・長崎大会 − |
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| 8月7日から9日にかけて「核も戦争もない平和な21世紀に!被爆80周年原水爆禁止世界大会・長崎大会」が被爆地長崎で開催されました。8月7日に開会総会が、8日には分科会、ひろば・フィールドワークが、そして9日には閉会総会、11時2分には爆心地で黙祷が行われました。 長崎県被爆二世の会では、8日の午前中「戦争と原爆の遺構めぐり(フィールドワーク)」を行い、午後は、第5分科会「ヒバクシャU−被爆者から被爆二世・三世へ」に参加しました。 分科会では、被爆者である長崎県平和運動センター被爆者連絡協議会の事務局長・川副忠子さんが「記憶のない被爆者にできること」と題して、一緒に避難した母親や叔母の記録などをもとにした被爆当時の状況やその後の被爆者の活動、そして被爆80周年を機に第3集を発行した「グラウンドゼロからの再生 被爆80周年 証言・未来への提言」について話しをしました。 次に、全国被爆二世団体連絡協議会(全国被爆二世協)の崎山昇会長が、被爆二世が置かれた状況や被爆二世運動の経過と現状、そして被爆80年を迎え、被爆二世問題の解決を国民的課題にし、被爆二世に被爆者援護法の適用をめざすことを報告しました(話した内容を添付します)。 その後、被爆二世集団訴訟の弁護団長である在間秀和弁護士が、自らも被爆二世であることや親の被爆体験、そして「被爆二世訴訟から見えてくるもの」と題して、話をしました。 分科会に参加していただいた皆さんに、被爆二世問題の解決について理解を深めていただく機会になったのではないかと思います。そして、閉会総会では「被爆80周年原水爆禁止世界大会 大会アピール」が採択されましたが、その中では「いまだ被爆者と認められない「被爆体験者」問題や、被爆二世・三世、在外被爆者とくに在朝被爆者の問題といった残された被爆者問題の解決をはかる運動を、引き続き進めていきます。」と確認されました。全国被爆二世協としては、被爆二世集団訴訟をたたかいながら、被爆者問題議員懇談会と連携し、被爆二世問題の解決を国民的課題に押し上げ、市民の皆さんの支援のもとに、被爆二世に対する被爆者援護法の適用をめざしていきたいと思います。 |
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