2003秋
今年の松茸の出ぐあいを振り返ってみよう。
夏の終わり頃には、結構、雨も降ったので、「今年はたぶん豊作だろう」という見通しであり、
毎年、何カ所かに分けて実施する町所有の松茸山の入札も高値で落ちたようである。
しかし、秋になりいざ発生の時期を迎えてみると、はじめこそ順調に出ていたが、それっきりで
あった。本番の時期にまったく雨が降らなくなったからである。
降雨量と松茸の発生は切っても切れない関係にあり、経験上、雨が降れば降るほど松茸も
良く発生する。今年のように、発生の季節になって、ぱったりと雨が降らなくなればお手上げで
ある。山口県では、さっぱりであったが、近くの岡山県では、台風の影響で雨がよく降ったと
いうことであり、豊作であったらしい。
そういうわけで、我が家のマツタケ犬も活躍の出番はなかった。来年の天候に期待しよう。
クヌギの木に生えた椎茸(04.4) 戻る