山口市徳地(旧徳地町)のご紹介

  当地は、山口県の中央部から東北部にかけて位置する人口8300人の地域です。
高さ400〜900m程度の山々に囲まれた盆地の中を、佐波川と
島地川という2つの
清流
が防府市に向かって南下しており、中心部の堀付近は豊かな伏流水となっています。
 春は
竹の子・椎茸、夏は鮎、うなぎ、秋は松茸・しめじに銀杏冬はなめこ、しし肉
等々、山や川の採れたて食材と冷たくておいしい水を使って季節季節の旬が楽しめます。

要害山(409m)と島地川
狗留孫山(544m)と佐波川
町の眺望

  徳地と重源上人
    当地は、鎌倉時代初期に奈良の東大寺を再建復興した俊乗坊重源上人ゆかりの地として知られている。
  源平の争乱で消失した東大寺を再建するため、上人は、その造営用材に当てるため、徳地の仙(そま)深く
  入り込み巨木の探索と伐採、佐波川を利用した運搬を行った。当地は、大仏殿などの造営用材確保のための
  最前線基地であった。
    この建築用材を伐り出した地は、現在、滑山国有林となっている。ここには、当時の大木を思い起こさせる
  ような巨木が3本残っており「徳地の3本杉」として、林野庁の「森の巨人たち百選」に選定されている。
    この3本杉は、高さの最長が46m、胴回りがそれぞれ5.1m、4.6m、3.1mとなっている。ただし、樹齢は
  300年といわれるから、江戸毛利藩の時代に芽吹いたもので、鎌倉時代のものではない。

                 

名所案内

   月輪寺(旧徳地町)           防府天満宮(防府市)
   ザビエル記念聖堂(山口市)      瑠璃光寺五重の塔(山口市 )

   一の坂川(山口市)                               

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