2000
 昨年は、スズメ蜂の巣を捕ったり、山での作業中にチェーンソーで足を切ったり(全治二ヶ月)と
自然との関わりの中で体験し難い出来事が有りました。
 今後は、環境(エコロジー)問題が大きな課題になると考えられ、今年は、田舎の自然が産み出す
豊富な宝物たちを大切にしながら、自然の「氣」に触れていきたいものだと考えております。
 
2002
 人類は、現在、青年期が終わり、いろんな危険因子を抱え込んだ壮年期に移行したといわれています。
 私たち夫婦も、青年期とは違い、様々な体の変調(ゴルフの飛距離の減?)にとまどいながら、体に
良い食物や方法をあれやこれやと試してみる年齢となりました。
 こうした健康指向や鍛錬による体づくりは、健全なる精神や気力を育み培うのに役立ち、豊かな
気力は、体力の衰えを補いつつ、職場、家庭、自分自身、趣味などの変革に結びつけることが
できるといえます。
 本年も、自然や年齢にマッチしながら、体力づくりと気力(棋力?)の向上に励みたいと考えて
います。
 
2003
 我が家の最近一年間の面白ニュースは、「マツタケ犬の登場」です
 我が家には、生後十月、推定体重二十キロの腕白犬「モカ」がおり、トリュフ犬ならぬマツタケ犬の
才能を秘めています。山に自生しているマツタケの強烈な芳香を嗅ぎ分けて、そのありかをつきとめ
るまでは良いのですが、残念なことに「パクッ」と噛みつき、おいしそうに食べてしまいます。
昨年の秋、数少ないマツタケを探索中に「アッ」という間にやられること二回、二本の被害を被りました。
 今年の秋は、りっぱなマツタケ犬に育てようと考えています。
 
2004
 「本は、時間も空間も飛び越えるタイムマシンである」と言う言葉を見つけました。エッセーや小説
などには、はるか江戸時代にさかのぼったり、遠く外国の生活を体験したりして、様々な他人の
人生を、味わえる面白みがあるという意味です。
 このタイムマシンは、現在や過去そして未来にわたって幅広く飛行可能であり、性能のよいものを
いっぱい見つけて上手に乗りこなしたいものです。
 
2005
 我々団塊の世代もいよいよ定年時代に突入しつつあります。「団塊」の言葉どおり元気溢れる
六十代がこれから多数出現するものと思われます。
 人間活動の活発化に伴い、大は温暖化や環境ホルモン、小は松や松茸への影響など
地球による環境圧と思われる現象が起きている現在、私達も、歳は取ってもますます
「はっし」となるべく、体と心と頭を鍛え、できれば、若者たちのお役に立ちたいものであります。
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