新シリーズ「ズーマのつぶやき」

 あるギョーカイでは、言葉をひっくり返すところがあるようで。
それに習えば「ズージャ」は「ジャズ」ですよね。
 あ、申し遅れました。私、「ズーマ」と申します。
早い話が「ジャズ・ダルマ」でございます。
「ズーダル」じゃあねー。だれてだれで、はっきりしないし。
「ズダ」じゃあ、袋みたいだし。砂や小石を入れられそうで。

 このキャラは、毒とるMIHIが手塚治虫センセを真似てるんです。
手塚センセは、かの有名な鉄腕アトム君ですよね。
同じ毒とるで、彼の博士号のネタは「しじみ」あたしは「ラット」くらいが強引な共通点かな。
彼に対抗するでもなく、ペンタブレットで遊びながら描き上げました。
あんまり暇なモノですから、調子に乗って駄文を書いたわけですわ。
不定期にシリーズ化して掲載します。

<ビッグバンド>

トリオみたいな、ちょと地味でも自己主張をする方が好きですが。

たまには聴きたいビッグバンドって、ありますよね。
デュークエリントンくらいしか知りませんが、確かに華やかで。
何となく、ミラーボールが似合っていて。
溢れる音にどっぷり浸かるには、最適かも知れません。

<サックス>

 巷では「すすり泣く」に代表される、サックス。
私が持ってるCDは、それほど多くはありませんが。
同級生で、軽音楽部に所属していて。
湯田温泉のジャズスナックで、アマチュア同士で演奏していたりして。
そいつはアルトサックスからソプラノサックスに転向したヤツ。
「サックスは、行き着くところソプラノやね!」って言っていた。
私にとっては意味不明で。どの程度音が違うのかも知らず。
「ソプラノっちゃあ、女じゃね」なんてワケのワカラン事を言っていました。
それからナベサダは色んなサックスを聴かせてくれて。
そう言えば、ソプラノサックスは陽気で軽快な感じかも?

<ベース>

 バンドの音のリーダーはベースだそうです。
確かにリズムをリードして、ベンベン・ボンボンは
「ハイハイ・それそれ」なんて言ってるような気もします。
ジャズの雑誌を見ていたら、TVで見たヘンな楽器の謎が解けました。
電気ベースって言うのでしょうか?
不思議な形をしていて、ちょっと気になる存在で。
思わずスケッチしてしまいました。

<トリオ>

 やっぱ、ジャズと言えば「トリオ」でしょう。
とは言っても、「てんぷくトリオ」とか「たのきんトリオ」ではなくてですね。
ジャズの、「ピアノトリオ」なんですけど。

 艶があって、それぞれの音が良い具合に入り交じっていて。
聴いていて安心感があって、心が落ち着いて。
「トリオ」は凄く良い!しかも、それぞれが凄い人で。
予定外のアドリブも、すんなり受け入れて。

 お互いを大切にしつつ、自己主張をする。
「トリオ」とは、嗚呼なんと心地よい響き!

 そう言えば毒とるMIHIは、*内大学院生の3羽ガラスと表向きは言われ。
裏では、「ブー・フー・ウーの3ブタトリオ」と呼ばれていました。

<ボーカル>

 伊藤君子さんとか、ヘレンメリルなんか最高ですけどね。
男性なら、小林桂でしょうか?サッチモのだみ声にも味があるし。

 大好きな「You'd Be So Nice To Come Home To」って言う歌なんですけどねー。
「ぼくが家に帰った時、そこに君がいたら素敵だろうな。」、という意味なんですけど。
「帰ってくれたらうれしいわ」なんていう邦題で、
戻って来て欲しいと言っている歌だと思われがちです。
でもこの歌は「恋人が帰って来たらいいな」ではないそうで。
最後の「to」が無ければそう言う意味になるのかも・・・(英語は苦手でして)
「待っている人のいるところへ自分 が帰って来られたらいいな」ということらしい。
最後の「to」の文法的関係が分からないので、眠れない夜を過ごしています。

<ジャズトランペット>

 トランペットと言えば、私にはマイルス・デイビスくらいでして。
「死刑台のエレベーター」なんて良いですよね。
ビルエバンスつながりで、興味のある方ではありますが。
しわがれ声が印象的なサッチモも居ることはいますが、音的に興味の湧かない楽器なんです。

 マイルスのLPレコードとCDは、合わせても10枚足らずで。
普通のトランペットではなくて、途中から折れ曲がったヤツが印象的で。
ちょっと気になっています。

<ジャズギター>

 ジャズギターですけど、あれも私にはちょっと。
強いて言えば、パットメセニーくらいでしょうか。
それでも、彼のCDを3,4枚持っています。

 フォークギターの方が馴染みが深くて、その上ベンチャーズ世代ですから。
寺内タケシとブルージーンズ VS 津軽三味線の方が印象深くて。
エレキギターなんて言って、高校時代に興奮して聴きましたね。
だから、ジャズギターって誰?って言うカンジです。

<ジャズピアノ>

このダルマは、大好きな小曽根師匠のイメージです

 叩けば誰でも音を出すことが出来るのに、どうして聴くとあんなに違うのか?
私にとってはヒジョーに不思議な楽器であり、手も足も出ません。
え!ダルマに手足がないから当たり前だっておっしゃるんですか?
いえいえ。奥の手も、なけなしのお足もありますけどネ。
「能あるダルマは手足を隠す」って言うでしょ。
あ、言わない!(機嫌良くしてるんだから、突っ込まないでね)

 生で聴いたジャズピアノなら、小曽根真師匠かチックコリア様ですわ。
鍵盤系ならジャズオルガンのジミー・スミス・ジッちゃんも好きッ!
生死が関係なければ、何と言ってもビルエバンスしぇんしぇいですなー。
ゴラゲールしゃんとかオスカーセンセとか、キースさんとか。
はたまた、ウイントンしゃん、ケニーちゃんなんかも・・・
CDの数から言ったらエバンスしぇんしぇいが24枚、小曽根師匠が15枚ですけど。

 音を聴いていると楽に音が出ているようで、弾く姿は重労働ですねー。
しかも、陶酔しきって。あたしには出来ませんね、汗かきだから。
そりゃあ、楽譜も読めないし。指が太くて短いし。リズム感がないし。
ナイナイづくしの3重苦ですけどね。(ふんッ、大きなお世話だいッ!)
つーことで、手始めにジャズピアノでした。

Copyright(C)DocMihi.1997


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