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Saito
軽易に出来る移動運用の紹介

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道の駅「センザキッチン」(駐車場)
千代の滝(道路脇の駐車スペース)
徳仙の滝(駐車場)
今回は、当局の移動運用について紹介します。参考になれば幸甚です。

これまでは、逆Vアンテナや釣竿アンテナを使用していましたが、アンテナ展帳のスペースや風の心配があり準備等が大変でした。
上の写真は、最近の移動運用の状況です。ルーフにマグネットベースを取り付けて、モービルホイップアンテナでの運用です。
コンディションが良ければ、十分実用です。思い立ったら即出かけられ、ちょっとしたスペースがあればQRVできます。

1 車内の状況 

無線機は、YAESUのFT-450Dです。運転席と助手席の空間を利用して
設置。幅がピタリでした。
台は、自作です
ログ管理用のパソコン。フル充電で10時間の使用が可能です。
電源の心配はいりません。
台は、野外用のイスの上部を取り外して活用しました。
電源用のバッテリー
パナソニック製 カオスカーバッテリー 125D26R/C5です。
以前は、車載バッテリーを電源にしていましたが、フローティング時にノイズに悩まされてました。
それで、容量の大きなバッテリーで運用しノイズは解消しましたが、問題は充電です。
アイソレーターを使用することで、移動中の充電が可能になり、充電の心配は無くなりました。
ちなみに、50W運用で4時間以上の運用が可能です。最大運用時間は、近々確認したいと思います。
アイソレーターの入力電源はシガヒーターです。ターミナル端子が有りインバーターで100Vも使用できます。

2 空中線の状況 

空中線は、DIAMOND社のセンターローリングモービルアンテナ「HF40CL」(全長 2.2m)を使用します。
モービルアンテナは、車体よりも上部に設置することがSWRの観点から重要です。
このため、DIAMOND社の薄型強力吸盤マグネットベース「K707」を使用します。これは、VUHF仕様のため車体アースを取らないとマッチングが取れません。
そのため、貼り付けるだけで車体アースが取れるマグネットシート「MAT50」(7~50MHz対応)を使用しました。
これを2枚使用すると3.5MHzが使用できるそうです。
以上でSWRは、7.085MHz付近で1.05まで下がります。

この、マグネットベースは強力ですが短アンテナ仕様です。くれぐれも走行中には、使用しないで下さい。

セッティング状況です。

3 その他

移動運用であった方が良いものとしてアナザイラーがあります。
場所によっては、障害物等が有りSWRに影響します。
無線機保護からも必要です。

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