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ヤリイカのシーズンが来ました当局の釣法をご紹介します。

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「仕掛け図」

Saito

ヤリイカの波止釣りは、1月中旬から3月下旬までがシーズンです。産卵のため接岸するヤリイカが波止から狙えます。

普段は沖合い水深100〜200mの砂泥底の海域にいて、砂泥の海底から10mほど上を群れで回遊していますが、秋が深まるにつれ、産卵準備のため沿岸へと向かい、冬から早春にかけて浅場で繁殖活動を行なう習性があります。寿命は1年です。
ヤリイカは身質が柔らかくて甘みがあり、極上の刺身として珍重されます。また、焼き物、干物も美味しい。子持ちのメスは煮付けがおすすめ。

狙い目は、夕方から上げ潮になる中潮まわりが良く2200位までです。回遊していますので群れが寄れば入れ掛かりになります。
ちなみに、昨シーズンは、1900からの2時間で78杯の釣果がありました。長門湯本温泉に移動運用した帰りのことでした。
日本海は、冬の時期良く荒れます。風が吹くと釣りにはなりません。当局の目安は風速5m、波高は2mまでです。これ以上は、不可です。

1月から2月は、オスを狙います。胴長40〜45pの大物が混じります。それ以降は、メスが主体になります。メスは胴長20p前後で数が狙えます。
寒さの厳しい時期の夜釣りとなりますので防寒着等の周到な準備が欠かせません。夜釣りですので照明具も必需品です。

当局のホームグランドは、萩市の三見漁港です。波止が狭いため釣座の確保が大変です。土日は、混雑しますので平日が狙い目です。遅くとも1630までには、到着し場所取りをします。1700を過ぎると勤め帰りの人が来ますので、混雑します。釣座が決まれば、釣りの準備を始めます。
太陽が沈む頃から釣りを開始します。たまに一投目からヒットすることもありますが、通常の釣れ始めは、薄暗くなってからになります。

今シーズンも、移動運用を兼ねて釣行します。三見でお会いできることを楽しみにしております。


萩市の西に位置し、山口から約60q。所要時間約1時間。

波止の下に駐車場有り。東側から北側途中までテトラが敷いてある。テトラのない波止は高さ8m。
海底は砂地。30m沖付近の水深は約10m前後。の前にあるシモリを攻める。

それでは、仕掛け・釣り方を説明しましょう。

三見漁港

竿:5.3mの遠投用投げ竿 (夜間の釣りになるのでトラブル防止のため中通しが良い)

リール:3500番  道糸5号150m

発光イカスッテ:YAMASITA製がお勧め。エサ巻きの針金が固定しやすい。オモリ負荷3号

電気ウキ:3号(2段発光の方がアタリが分かりやすい。)

「釣り方」

エサ
 オス狙い時期:サヨリORキビナゴ
 メス狙い時期:鶏のササミ

 キビナゴは、スーパーで売っている1パック200円程度
 サヨリは、5月ごろ釣ったものを一夜干しにし冷凍保存する。
 ささみは、スーパーで購入し釣行前にスッテの大きさに加工し塩漬けにする。

エサをスッテの上下に針金で巻き付ける。この時カンナにエサがかからないこと。かかると抱きつかない。

10〜20m沖に振り込みウキを潮の流れに任せて流します。
時々竿を真上までシャックって誘いをかけると乗りやすい。

アタリは、ウキをゆっくり消し込んだり、横に倒れたりするので分かりやすい。
ウキの動きがおかしいと思ったらアワセて見ること。
アワセ方は、竿を軽く立てる程度でOK。道糸が緩まないように同じテンションで引き寄せて取り込む。

ヤリイカは、発光イカスッテやエサのサヨリ、ササミの暗いところでボヤーと青白く光に引き寄されて抱きつきます。

タナは、竿1本から状況に応じて上下を探り、夜間は浅く取って下さい。

時合いは、夕方から上げ潮になる中潮まわりが良く2200頃までを釣ります。