片地山の秋もうし

 毎年9月上旬、片地山集落の小高い山の中腹に祀ってある荒神様の祭礼として行われています。
 昔、この地域でも子どもたちが流行病で、よく亡くなっていたことから、子どもたちが丈夫に育つようにと「子供相撲」が始まったといわれています。
 しかし、最近は地元の若者が少なくなったこともあり、子供の姿が少なくなったのが気になります。

 子供相撲の合間には、地元・久兼米で作ったおにぎりを、子どもはもちろんのこと、何十年前(?)の子どもたちもいただきます。
 「地域で子どもたちを育てる」の原点は、ここにあるのかもしれません。

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