1.スギ、ヒノキの状態(北部地区、標高がやや高めの場所。2009年3月21日撮影)
スギ雄花の中に花粉はほとんど認められなくなっております。この状態で雄花に触ると、容易に花が落ちてしまいます。


ヒノキの雄花はたくさん着いております。既に多くのヒノキ科花粉が飛散していますが、この辺りはまだ開花直前で、木を揺らしても花粉は飛びません。
未成熟の花芽はほとんど認められず、飛散は多くなりそうです。


2.オオバヤシャブシ(ハンノキ属)の花序と木の写真(宇部市内。2009年3月20日撮影)
当測定点では、主に3月〜4月に花粉が捕集されます。宇部市内でも多くの木を確認することができます。飛散期がスギ、ヒノキ科と重なるため、診断が難しい 場合もありますが、ハンノキ属花粉症では果物アレルギーをしばしば引き起こします。