スギ・ヒノキ花粉飛散状況
(2014年1月1日〜,於宇部市岬町)
- 1月1日に柳井市と山口市の測定機関でスギ花粉が捕集され、同日が本年の山口県におけるスギ花粉「初観測日」となりました。---(1月16日)
- 1月29日に北部の測定点で3.4個/cm2のスギ花粉が捕集されました。1月30日には当測定点で1.5個が捕集されました。そろそろ飛散開始となりそうな雰囲気です。---(1月31日)
- 北部の測定点で、1月29日、30日と連続して1個/cm2以上のスギ花粉を捕集し、1月29日が山口県における今シーズンのスギ花粉「飛散開始日」となりました。---(1月31日)
- 当測定点でも1月30日、31日と連続して1個/cm2以上のスギ花粉を捕集しました。前日の北部に続き、西部地区も1月30日に飛散開始となりました。---(2月1日)
- 最近の暖かさで開花が進んでいるらしく、急に花粉飛散数が増えてきました。昨日、花粉を放出している雄花を見つけることはできませんでした
が、一部の雄花は花粉嚢が膨らみ、花粉放出間近の状態になっていました。写真をブログに掲載しています。花粉情報インデックスのページからお入り下さい。
---(2月3日)
- 昨
日は山口県のほぼ全域で多数の花粉が飛散しました。飛散開始からほんの数日ですが、100個/cm2以上の花粉を捕集した測定機関もありました。これから
週末にかけて寒くなるとのことですので花粉飛散は抑制されると思われますが、今後は気温が高めの時は、要注意です。---(2月3日)
- 2月4日以後気温の低い日が続いているためか、スギ雄花の状態にはあまり変化が見られないようです。2月3日に報告した雄花も未だ開花には至っていませんでした。写真をブログに掲載しています。---(2月11日)
- 久
しぶりにスギの木を観察することができました。宇部市、防府市、美祢市と3か所回りましたが、いずれの場所でも花粉を大量に放出している状
態でした。標高の低いところでは、既に9割以上の花粉を放出し終わり花が落ち始めている木も認められました。標高の比較的高い場所(600m)では、ほぼ
全ての花に花粉がほとんど残っていましたが、枝を揺らすと多くの花粉が放出され、開花したばかりの状態と思われました。今シーズンのスギ花粉飛散の最盛期
と思われ、降水のないときは多くの花粉が飛散します。---(3月2日)
- 低地のスギの木の花粉はかなり少なくなっていますが、高所(600m)の木の雄花にはまだ多くの花粉が残っており、本日も活発に花粉を放出していました。写真をブログに掲載しています。なお、ヒノキ花粉も捕集されるようになりました。---(3月9日)
- 北部の雪の多い、気温の比較的低い地域のスギの木には、まだ10〜20%程度の花粉が残っているように思われました。本日も枝を振ると花粉が
放出されましたが、1週間前の中部地区のスギの木ほどの勢いはありませんでした。ヒノキも捕集されていますが、本日回った数カ所では、まだ花粉の放出はみ
られませんでした。平地のヒノキは花粉嚢がかなり膨らんできており、開花間近の状態でした。写真をブログに掲載しています。---(3月16日)
- 当測定点における今シーズンのスギ花粉飛散総数は2,410個/cm2、ヒノキ花粉総数は1,020個/cm2でした。また、県内測定機関の平均は、スギが2,530個/cm2、ヒノキは1,685個/cm2でした。
当測定点(山口県宇部市)の捕集状況
山口県内のスギ・ヒノキ花粉飛散状況
(データ提供元:山口県医師会花粉情報委員会)