スギ・ヒノキ花粉飛散状況
(2016年1月1日〜,於宇部市岬町)
- 1月1日に長門、防府、柳井の測定機関でスギ花粉が捕集され、同日が本年の山口県におけるスギ花粉「初観測日」となりました。---(1月7日)
- 下のグラフの「その他」は、イネ科花粉です。毎年、冬にもわずかに捕集されますが、この冬はやや多いように思います。---(1月7日)
- 当測定点では、1月8日に今年になって初めてスギ花粉を捕集しました。---(1月9日)
- 岩国、光、山口の測定点で、2月8日、9日と連続して1個/cm2以上のスギ花粉が捕集され、2月8日が今シーズンの山口県におけるスギ花粉「飛散開始日」となりました。---(2月10日)
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月5日は多くの花粉が飛散しました。今シーズンは降水機会が多く、3月6日にも長時間の降雨があり、空中の花粉は一掃されたものと思います
が、雨がやんだ後に花粉が飛散したようです。3月6日、大平山(山口県防府市)山腹の低めの場所の雄花は既に花粉の放出が終了していました。やや高めの
場所では、20%程度の花粉が残存しているものと思われました。山頂付近に到着時は大雨であったため、十分な観察ができませんでしたが、確認できた木では
まだ開花
前の雄花がほとんどでした。ただし、山頂付近の雄花の数は多くはありません。---(3月7日)
- 今シーズンの当測定点におけるスギ花粉総数は735個/cm2、ヒノキ花粉総数は360個/cm2でした。県内測定機関の平均は、スギ花粉が1,240個/cm2、ヒノキ花粉は390個/cm2でした。
当測定点(山口県宇部市)の捕集状況
山口県内のスギ・ヒノキ花粉飛散状況
(データ提供元:山口県医師会花粉情報委員会)