スギ・ヒノキ花粉飛散状況
(2017年1月1日〜,於宇部市岬町)
- 1月4日に柳井市の測定点で本年初めてスギ花粉が捕集され、同日が本年の山口県におけるスギ花粉「初観測日」となりました。
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当測定点では1月9日がスギ花粉「初観測日」でした。---(1月11日)
- 1月30日、31日の両日、山口市小郡の測定機関で1個/cm2以上のスギ花粉が捕集され、1月30日が本年の山口県におけるスギ花粉「飛散開始日」となりました。---(2月1日)
- その後、2月1日に光、2月5日に山口、2月9日に長門、美祢、2月13日に山陽小野田の測定点で飛散開始の定義に該当し、2月14日には当測定点(宇部)でも飛散開始となりました。---(2月16日)
- 2月中旬から県内全域でスギ花粉の飛散が著明となってきました。本日、防府市の大平山中腹(標高200m付近)のスギの雄花は、枝を振ると花
粉が多量に飛び散る状態でした。観察できた雄花にはまだ半分以上の花粉が残っているように思われました。標高400m付近以上の高さの雄花はまだ開花前
で、完全に花粉が残っています。花粉対策と思われますが、大平山の道路沿いのスギ、オオバヤシャブシの木が一部伐採されていました。特に山頂付近では、駐
車場に隣接した木々の多くが伐採されており、今後さらに範囲が広げられていくものと思われます。写真をブログに掲載しています、---(2月26日)
- 本日は、大平山山腹、山頂付近ともに、枝を揺らすと花粉が大量に放出される状態でした。一部に花粉を放出し終わった雄花もみられましたが、未開花の雄花も残っており、まだスギ花粉飛散は続きそうです。写真をブログに掲載しています。---(3月12日)
- 4月30日の時点で、スギは既に終了し、ヒノキ飛散もほぼ終了しそうです。当測定点のスギ総数は3020個/cm2、ヒノキは1240個/cm2でした。2000年以降では、スギは2番目の多
さ、ヒノキは3番目の多さでした。県内測定機関の平均は、スギ3140個/cm2、ヒノキ1450個/cm2で、いずれも2000年以降で、多い方から6
番目でした。---(5月1日)
当測定点(山口県宇部市)の捕集状況
山口県内のスギ・ヒノキ花粉飛散状況
(データ提供元:山口県医師会花粉情報委員会)