2004年のスギ花粉数の予測(山口県):200〜300個/cm2程度
(着花率からの推定)着花率とは,着花の程度を表すもので,ここでは便宜上
{ある木において雄花序をつけている枝の割合(%)}
としています.解説:
2003年の山口県の夏は梅雨明けが遅く,気温も低めで,スギ雄花の分化には不利な条件でした.
実際,スギ雄花は非常に少なく,山口県における2004年の県内の平均スギ花粉飛散総数は,
200〜300個/cm2程度と予測します.
これは平年(最近10年間の県内平均値:約1900個/cm2)の5分の1以下,前年の10分の1程度の値となります.
なお,ヒノキ科花粉については,予測が困難です.
棒グラフは,シーズンスギ花粉総数(左軸)
折れ線グラフは,着花率(右軸)
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