2009年のスギ花粉数の予測(山口県):3000〜3500個/cm2程度
(着花率からの推定)着花率とは,着花の程度を表すもので,ここでは便宜上
{ある木において雄花序をつけている枝の割合(%)}
としています.解説:
ただし、実際の飛散数はシーズン中の気象にも大きく影響を受けます。
11月上旬の調査では,スギ雄花をたくさん着けている木が多数確認され,これま で 観察して きた木の平均着花率からは3400個/cm2程度の予測総数となります.
しかし各枝の雄花序の数はやや少な目であり、また必ずしもすべての木で雄花が多いわけでもありません。
いろいろな要素を勘案して、山口県における2009年の県内の平均スギ花粉飛散総数は, 3000〜3500個/cm2程度と予測しま す.
これは平年(これまでの県内20数カ所の平均値:約1900個/cm2)をかなり上回る値です.
昨年のヒノキ科は、花芽の着きの割には少ない飛散で終わりましたが、本年もヒノキの花芽はたくさん着いております.
(2008年12月20日作成)
棒グラフは,シーズンスギ花粉総数(左軸)
折れ線グラフは,着花率(右軸)
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