2013年のスギ花粉数の予測(山口県):3200個/cm2程度
(着花率からの推定)着花率とは,着花の程度を表すもので,ここでは便宜上
{ある木において雄花序をつけている枝の割合(%)}
としています.解説:
ヒノキの花芽は過去最多(2200個/cm2)となった2年前のシーズンよりは少なく、少なかった昨シーズン(350個/cm2)よりは多めの着花状態と思われます。
11月上旬の調査では,スギ雄花の着き具合は木により差がありますが,多くの木で前年に比し着花率が高くなっています。
これま で 観察して きた木の平均着花率からは3200個/cm2程度の予測総数となりま す。
これは平年(最近10年間の県内20数カ所の平均値:約2450個/cm2)の約1.3倍の値です。
また、花粉数が平年よりやや少な目であった昨シーズン(2110個/cm2)の約1.5倍の値となります。
実際の飛散数はシーズン中の気象にも大きく影響を受けます。
ちなみに平年値は860個/cm2です。
(個数はすべて、県内20数カ所の測定機関の平均値)
(2012年12月9日作成)
棒グラフは,シーズンスギ花粉総数(左軸)
折れ線グラフは,着花率(右軸)
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