2022年のスギ花粉数の予測(山口県):2700個/cm2程度
(着花率からの推定)着花率とは,着花の程度を表すもので,ここでは便宜上
{ある木において雄花序をつけている枝の割合(%)}
としています.解説:
一方ヒノキの花粉は飛散直前に形成されると言われていますので、
11月上旬の調査によるスギ雄花の着花率と、スギ花粉総数の回帰式から、
2700個/cm2程度の予測 総数となります。
これは平年(直近10年間の測定機関の平均値:3070個/cm2)をやや下回る値です。
実際の飛散数はシーズン中の気象にも大きく影響を受けます。
降水機会が少なければ、花粉捕集値は増加します。
ヒノキの予測は例年の ように困難です。
ちなみに今シーズンを迎えての平年値は1510個/cm2です。
(個数はすべて、県内20数カ所の測定機関の平均値)
(2021年12月22日作成)
棒グラフは,シーズンスギ花粉総数(左軸)
折れ線グラフは,着花率(右軸)
|