2013年のスギ・ヒノキ花粉飛散について(結果)
前年秋の観察定点における雄花の着花状態から、2013年のスギ花粉総数を、県内測定施設の平均値として、平年値(最
近10年間の平均)2,450個/cm2に対し、その1.3倍程度の3200個と予測しました。山口県としての飛散開始日は2月2日でしたが、最多飛散日は2月28日
で、同日長門市の測定機関では4,761個/cm2と、これまでの1日の最多数(2011年の光市における3,300個)をはるかに上回る非常に多くのス
ギ花粉が捕集されるなど、シーズンを通じて県内で多くの花粉が飛散し、シーズンの平均花粉総数は予想を大きく上回る4,300個となりました。これは、こ
れまでで3番目に多い値となります。前年夏の猛暑の影響で、観察定点以外の多くの木の着花状態がより良好であったためと思われます。
一方ヒノキですが、こちらも予測以上の飛散となり、過去最多の約2,200個/cm2(2011年)を上回る2,330個/cm2の総数となりました。