指定 社叢=市天然記念物(1979)
種の概要
ホルトノキ科・常緑高木。中国、台湾から日本の琉球、九州、四国、本州(近畿地方南部以西)の亜熱帯〜暖帯域に分布し、大きいものは単幹で幹周2.20m(直経約70cm)、高さ20mに達する。葉質は同科のホルトノキに似るが、葉形は卵状楕円形〜楕円形と小判形、葉柄は長く3‐5cmあり、上部は紅色を帯びる。
由緒ほか
神功皇后朝鮮半島出兵の時従った人々が神を祀った地へ、後に厚東武仁が豊前国宇佐八幡宮を勧請して建立したものという。松江八幡宮、黒石神社の名もある。
社叢はミミズバイ‐スダジイ群落で、スダジイ、タブノキ、エノキ、ヤマモモ、イヌシデ、トベラ、ミミズバイなどの樹木が優占する。