松郷八幡宮のコバンモチ
2. 松郷 (しょうごう)八幡宮のコバンモチ
場所 宇部市東須恵 黒石
    宇部市の小野田市寄り、国道190号線で宇部方面からは
     東須恵 流川で右折、黒石の小高い丘の上にある。

指定 社叢=市天然記念物(1979)
大きさ 地上0.5、2.0mで大きく3分岐。5.15m(根周り)約15m(高さ)

種の概要
  ホルトノキ科・常緑高木。中国、台湾から日本の琉球、九州、四国、本州(近畿地方南部以西)の亜熱帯〜暖帯域に分布し、大きいものは単幹で幹周2.20m(直経約70cm)、高さ20mに達する。葉質は同科のホルトノキに似るが、葉形は卵状楕円形〜楕円形と小判形、葉柄は長く3‐5cmあり、上部は紅色を帯びる。
由緒ほか
  神功皇后朝鮮半島出兵の時従った人々が神を祀った地へ、後に厚東武仁が豊前国宇佐八幡宮を勧請して建立したものという。松江八幡宮、黒石神社の名もある。
  社叢はミミズバイ‐スダジイ群落で、スダジイ、タブノキ、エノキ、ヤマモモ、イヌシデ、トベラ、ミミズバイなどの樹木が優占する。

松郷八幡宮のコバンモチ                         撮影2001.11
コバンモチの葉

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コバンモチの葉