場所 美祢市西厚保町原
中国自動車道西美祢インター(西厚保)から下関市湯谷方向
へ、約2kmで山陽・豊田線へ右折、約500mで右側山裾に
樹が見える。
指定 市天然記念物(1981)
大きさ 5.46m(目通り)約23m(高さ)
表示=7.20m(根周り)推定樹齢約550年。
種の概要
ニレ科・落葉高木。インドネシア、中国、台湾から日本の九州、四国、本州(関東地方以西)の亜熱帯〜暖帯域に分布する。大きいものは幹周約7.90m(2.50m径)、高さ30mに達する。
由緒ほか
応永33年(1426)筑前国筥崎宮から勧請。旧厚保村西部の氏神として崇敬される。
ムクノキは日本では古くからエノキと共に一里塚、道の分岐点、小祠などの日陰樹、神社では神の「依り代」として保護され、植栽もされて来た。秋期黒熟する実は果肉が甘く、子供たちが食用にしていた。