場所 美祢市伊佐町南原(桜山)
美祢市伊佐から県道美祢・宇部線で伊佐堀越方向へ、峠を過
ぎると「桜山総合公園」の表示があり、右折山を上って行く。
南原寺も同方向で、表示に従って行く。
指定 樹林=市天然記念物(1983) 樹林=県自然記念物(1987)
大きさ 最大5.20m(目通り)約7.20m(根周り)約15m(高さ)樹幹空洞。ほか
種の概要 1再
ブナ科・常緑高木。本州(福島・新潟県以南)、四国、九州、琉球に分布する。堅果は秋期熟し、コジイと較べると卵状長楕円形と大きく長く、樹皮は深く裂けるなどの差があるが、中間型があって識別に困り同種、変種などの見解がある。国内では東京都大島町の幹周15.50m(1.2m周)が最大である。
由緒ほか
真言宗。平安時代草創の古刹。建武2年(1335)伊佐地頭佐々木直綱の寺領寄進があり、享徳3年(1454)の火災で代々の資料焼失しているが、大内義隆・義長、毛利元就・輝元らが崇敬保護している。
最大のスダジイは南原寺の駐車場のすぐ下にあり、ムクロジ(ムクロジ科)は目通り3.00m樹幹は空洞化しており、寺の前面にある。