場所 下関市吉母
下関市吉見から県道室津線に入り、吉母集落を過ぎてまもなく
右側道路そばにある。
大きさ 3.22m(目通り)樹幹半空洞。約13m(高さ)
種の概要
マキ科・常緑高木。雌雄別株。中国の南部から日本の本州(関東地方以南)の暖地に自然分布し、大きいものは幹周5.65m(1.80m径)、高さ25mに達する。果実はほぼ球形で、下方に花托が発達したものが倒卵形となり紫黒色に熟す。これは甘みがあって子供たちが食べ、県内ではこの実を(さるのみ、さるのきんたま)と呼んで親しんでいた。
由緒ほか
創建年代不明。梵鐘の銘に応永2年(1395)奉納とある。
イヌマキのほか、参道口付近にアベマキ(ブナ科)の目通り2.43mのものがあるが、ごく最近下枝が切損されてしまって残念である。