場所 下関市吉母 印内
下関市吉見から県道室津線に入り印内の道路そばにある。
指定 県天然記念物(1966)
種の概要
ソテツ科・常緑低木〜小高木で高さ5mくらいになる。雌雄別株。中国南部から琉球を経て九州南部に自生する。雄花は円柱状で長さ50‐70cmくらいあり直立、雌花は茎の頂部に集まり球形、全面に淡褐色の絨毛を密生する。8月ごろ開花、11‐12月に種子は成熟し、朱紅色。暖地では公園、庭園樹としてよく植栽される。
由緒ほか
真宗。大永5年(1525)創建。当初は真言宗であったといわれるが、文政12年(1829)法林寺と改称。ソテツは7分岐に仕立てられている。
「七」という数は、仏教の聖数でこれに因むものといわれる。