通称 恩徳寺の結びイブキ
場所 豊浦郡豊北町肥中
豊北町特牛港を国道191号線で北上約2km肥中港
そばに
ある。
指定 国天然記念物(1955)
大きさ 3.15m(目通り)約7m(高さ)
表示=3.90m(根周り)5.5m付近で何本かに分岐。
その枝が龍蛇のように屈曲交錯している。
種の概要
ヒノキ科・常緑高木。一名イブキビャクシン。雌雄別株~稀に同株。本州の主として太平洋側に分布しており、県内では瀬戸内海東部の島嶼、下関市から飛んで阿武町にのみ自生が見られる。大きいものは幹周6.28m(2.00m径)、高さ25mに達する。心材は暗紅褐色で堅く床柱として賞用されるほか、古くより庭園樹として社寺に多く植栽され(びゃくだん)と呼ばれることが多い。
由緒ほか
天文20年(1551)大内義隆夫人、お花の方の開創と伝えられている。もとは真言宗で、のち浄土宗に改宗。天明4年(1784)に記した恩徳寺縁起には「境内ニ稀樹円柏有リ大サ5尺廻リ余、幹、高サ凡ソ弐間半葉枝四方ニ延ビタル事拾歩ニ近シ往昔其枝ヲ前後ニ結ビ拵ラエタルモノニシテ稀有、珍木ナリ・…」(表示)とあり、江戸時代から知られていたことになる。また、江戸時代遊女お花と番所役人の悲恋物語が残されている。