成川のウラジロガシ
31. 成川のウラジロガシ

通称 成川の大樫
場所 阿武郡旭村佐々並 成川(田の原)
    旭村佐々並道の駅から県道佐々並・町絵美東線に入り
     約3km付近、佐々並川を渡った対岸の山中植林地内にある。
     近くの人家にたずねないと分かり難い。


大きさ 地上約1.5mで3分岐。6.14m(根周り)約15m(高さ)
      推定樹齢400年以上とされる。

種の概要
  ブナ科・常緑高木。本州(宮城・新潟県以西)、四国、九州から琉球列島、朝鮮半島(済州島)の暖帯域に分布し、大きいものは幹周6.28m(2.00m径)、高さ25mに達する。本県の美祢市伊佐河原にあった「大カシ」は幹周8.40m(2.67m径)で国内最大であったが、今は倒壊して無い。県下では山地谷あいから中腹以下の緩傾斜地に多い。葉の下面は著しい白色、上面中肋は凹入し、葉縁に鋭い鋸歯がある。
由緒ほか
  現在スギ・ヒノキの植林地の中にあるが、むかしは荒神様の守護木として祀られていたという。

成川のウラジロガシ                            撮影2000.07

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