通称 成川の大樫
場所 阿武郡旭村佐々並 成川(田の原)
旭村佐々並道の駅から県道佐々並・町絵美東線に入り
約3km付近、佐々並川を渡った対岸の山中植林地内にある。
近くの人家にたずねないと分かり難い。
大きさ 地上約1.5mで3分岐。6.14m(根周り)約15m(高さ)
推定樹齢400年以上とされる。
種の概要
ブナ科・常緑高木。本州(宮城・新潟県以西)、四国、九州から琉球列島、朝鮮半島(済州島)の暖帯域に分布し、大きいものは幹周6.28m(2.00m径)、高さ25mに達する。本県の美祢市伊佐河原にあった「大カシ」は幹周8.40m(2.67m径)で国内最大であったが、今は倒壊して無い。県下では山地谷あいから中腹以下の緩傾斜地に多い。葉の下面は著しい白色、上面中肋は凹入し、葉縁に鋭い鋸歯がある。
由緒ほか
現在スギ・ヒノキの植林地の中にあるが、むかしは荒神様の守護木として祀られていたという。