通称 白樫
場所 阿武郡川上村野戸呂
国道9号線を阿東町篠目中郷で左折。県道迫田・篠目線を
上って大通峠を下がって川上村野戸呂へ、最初の人家のそ
ばを左側の山道へ(小表示あり)約100m。
指定 村天然記念物(1980)
大きさ 地上約1.5mで3分岐。
2.83m・2.95m・3.45m(目通り)5.30m(根周り)樹幹空洞。
約20m(高さ)表示では推定樹齢400年とある。
種の概要 31再
ブナ科・常緑高木。本州(宮城・新潟県以西)、四国、九州から琉球列島、朝鮮半島(済州島)の暖帯域に分布し、大きいものは幹周6.28m(2.00m径)、高さ25mに達する。本県の美祢市伊佐河原にあった「大カシ」は幹周8.40m(直経2.67m)で国内最大であったが、今は倒壊して無い。県下では山地谷あいから中腹以下の緩傾斜地に多い。葉の下面は著しい白色、上面中肋は凹入し、葉縁に鋭い鋸歯がある。
由緒ほか
西涼山大師堂の旧跡にある。現在枝の一部が台風で折損。まわりの樹が茂って樹勢が相当衰えてきている。