吉部八幡宮のスギ
34. 吉部(きべ)八幡宮のスギ

通称 吉部八幡宮の大杉
場所 阿武郡むつみ村吉部上
    むつみ村吉部中心部(役場がある)から県道萩・津和野線を
     北上、約1kmで左折、広域農道を辻山・宇生賀方向へ
     約1km右側。


指定 県天然記念物(1978)
大きさ 中段 右6.50m(目通り)約25m(高さ)、
           左6.73m(目)約32m(高)
          共に上部折損。
      上段 6.20m(目)約34m(高)

種の概要 19再
  スギ科・常緑高木。日本特産種。大きくなると幹周20.40m(6.50m径)、高さ60mを超える。日本各地に巨樹が存在し天然記念物に指定されているものが多い。現在最大のものは鹿児島県屋久島の「縄文杉」といわれ幹周が16.10m(約5.13m径)ある。同じ屋久島にあるウイルソン株は豊臣秀吉が方広寺大仏殿建設のため伐りだしたという伝えがあり、これは幹周13.80mある。

由緒ほか
  延長8年(930)豊前国宇佐八幡宮より、吉部宮の原に勧請。その後建久年間(1190‐99)現在の亀尾山に奉遷されたと伝えられる。
  このほかタブノキのやや大きいものが5‐6本あり(目通り最大2.78m)、ウラジロガシ(最大2.52m)、ムクロジ(1.54m)のものがある。

吉部八幡宮のスギ                             撮影2002.11

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