場所 阿武郡阿武町福田上 大平
阿東町から国道315号線で須佐方向へ、
阿武町福田上長沢池付近で右折、峠の久瀬原を過ぎると
すぐ、道路の左側にある。
大きさ 2.77m(根周り)地際で6+分岐。約10m(高さ)
種の概要
シナノキ科・落葉高木。日本の本州(奈良・京都・島根・山口県)、四国、九州の暖帯域に分布し、大きいものは幹周1.88m(0.6m径)、高さ20mに達する。県内では阿武郡によく見られる。葉はゆがんだ狭卵形で長さ4‐8cm、幅2‐5cm、先端は尾状に鋭く尖る。花は6月ごろ開花し、花序の軸にある舌状の包葉が目立つ。
由緒ほか
そばに石地蔵がある。
阿武郡域では古くは樹皮から縄をつくり利用したため、人家周辺、路傍に植栽されており、名残りのものであろう。