場所 阿武郡田万川町江崎
江崎港のつけね付近にあり湾から望見できる。
大きさ 3.40m(根周り)枝一部切損。約10m(高さ)
種の概要 29再
マツ科・常緑高木。本州、四国、九州に分布し、主として沿海地に自生するが、時に内陸部の風衝地にも見られる。大きいものは幹周6.28m(2.00m径)以上、高さ40mに達する。愛媛県三瓶町のものが幹周8.00m(2.55m径)で最大。古くから庭園、街道の並木として植栽された。樹皮は灰黒色、亀甲状に深く裂けて剥げる。近年マツノザイセンチュウの影響を受けて多くの巨樹・名樹が枯死している。
由緒ほか
曹洞宗。応永年間(1394‐1428)鍋山長者の妻(妙清)の建立で、済度寺と称したが、のち西堂寺と改号。鍋山長者伝説で、投身自殺した娘の化身の石地蔵が六角堂に祀られ、近辺では「子育て地蔵」として知られる。