アラカシの堅果
秋穂二島のアラカシ
67. 秋穂二島(あいおふたじま)のアラカシ

場所 山口市秋穂二島 大里
    小郡方面からは県道山口・小郡・秋穂線で秋穂二島ライスセ
     ンターで左折大里方向へ、道が狭く分かり難いがそばに栄泰
     寺がありこれを目標にすればよい。


指定 県天然記念物(1976)
大きさ 4.00m(目通り)約14m(高さ)

種の概要
  ブナ科・常緑高木。ヒマラヤ、中国、台湾、朝鮮半島南部、日本の九州、四国、本州(宮城・石川県以西)の暖帯域に分布する。大きいものは幹周4.71m(1.50m径)、高さ25mに達する。葉は上半部の鋸歯が大きく、下面は粉白色で伏毛が残る特徴がある。県内ではもっとも身近なカシ類といえるが、逆に大きい樹はあまり見られない。
由緒ほか
  稚児大師誕生佛を祀った堂(秋穂八十八霊場七十五番札所)の前にあり、夫の菩提を弔うため妻が生木に地蔵を彫ったという「生木地蔵」の伝説があるという。この樹の周りを息を止めて3周すれば、願いがかなえられるといわれる。

秋穂二島のアラカシ                            撮影2000.04
アラカシの堅果(どんぐり)

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