出雲神社のスギ
74. 出雲神社のスギ

通称 二の宮の大杉
場所 佐波郡徳地町堀 二の宮
     山口方面からは国道376号線で仁保経由徳地町へ、
     荷卸峠を下りた左側山裾にある。(佐波川のすぐ手前)


指定 町天然記念物(1958)
大きさ 7.30m(目通り)約10.50m(根周り)約37m(高さ)
      北側樹林のため枝は南側に扁している。
      表示=12.50m(根周り)43m(高さ)

種の概要 19再
  スギ科・常緑高木。日本特産種。大きくなると幹周20.40m(6.50m径)、高さ60mを超える。日本各地に巨樹が存在し天然記念物に指定されているものが多い。現在最大のものは鹿児島県屋久島の「縄文杉」といわれ幹周が16.10m(約5.13m径)ある。同じ屋久島にあるウィルソン株は豊臣秀吉が方広寺大仏殿建設のため伐りだしたという伝えがあり、これは幹周13.80mある。

由緒ほか
  霊亀元年(715)創建といわれ、天平10年(738)に出雲神社の名が出てくる。この地方最古の社で周防二の宮ともいう。大杉は「高杉大明神」と呼ばれ、ご神木として玉垣をめぐらし保護してきた。
  ほかに目通り5.50mのクスノキ(クスノキ科)(野村2002)、台風で倒壊したイチイガシ(ブナ科)は目通り6.50mあった。樹林下のツルマンリョウ(ツルアカミノキ)は国指定の天然記念物。

出雲神社のスギ                              撮影2003.01

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