場所 周南市(旧徳山市)湯野 意了田
湯野の湯野温泉から徳地町方向へ、意了田は普通の地図に
出てこないが、行田(ゆきだ)付近と思える。
道路より左側の低い位置にある。
指定 徳山百樹
大きさ 地上1mくらいで2分岐。
2.07m・2.87m(目通り)5.50m(根周り)約12m(高さ)
種の概要
ニレ科・落葉高木。中国(中部)、朝鮮半島、日本の本州、四国、九州に分布し、大きくなると幹周6.28m(2.00m径)、高さ30mに達する。沿海地や内陸部の河川沿い、岩石地に多く見られ、日本ではムクノキと共に道ばたの一里塚〜小祠の日陰樹、屋敷樹として植栽されてきた。果実は核果で熟すと甘くなり、子供たちが食べていた。
由緒ほか
そばに猿田彦大神があり、地元では庚申さんといって、二又、三又となった奇形のいも、なすなどを供えている。また、幹の瘤からイボ神様ともいい、身体にできたイボを取ってもらうなどのお参りをする人もある。(清永賢治氏資料)