河内大明神のヒノキ
81. 河内大明神のヒノキ

場所 周南市(旧徳山市)莇地上
    徳山から国道315線を北上杉ヶ峠(一の坂)で分かり難いが
     左折し、莇地上の道路そば右側にある。
     逆に長穂からは莇地川を溯って左側となる。


指定 徳山百樹
大きさ 根元近くから支幹1東に伸びる。
     主幹4.13m(1m周)+支幹1.60m(目通り)4.70m(根周り)
     約14m(高さ)下部の枝葉枯損気味。

種の概要 23再
  ヒノキ科・常緑高木。日本特産種。大きいものは幹周9.42m(約3.00m径)、高さ50mに達する。現在高知県窪川町の幹周9.90mが最大。スギと共に日本の代表的な造林樹種。材は淡紅色で美しく香気があるので最良の建築用材、各種器具材、樹皮は現在も社寺の屋根葺き材として利用される。

由緒ほか
  天文年間(1532‐1554)大内義隆の臣中村石見守が主家滅亡に際し、流浪しこの地に移り住んで、祠をたてたといわれている。ヒノキはこの時植えられたものといわれ、すると約500年ということになる。

河内大明神のヒノキ                            撮影2003.10

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