場所 周南市(旧徳山市)莇地上
徳山から国道315線を北上杉ヶ峠(一の坂)で分かり難いが
左折し、莇地上の道路そば右側にある。
逆に長穂からは莇地川を溯って左側となる。
指定 徳山百樹
大きさ 根元近くから支幹1東に伸びる。
主幹4.13m(1m周)+支幹1.60m(目通り)4.70m(根周り)
約14m(高さ)下部の枝葉枯損気味。
種の概要 23再
ヒノキ科・常緑高木。日本特産種。大きいものは幹周9.42m(約3.00m径)、高さ50mに達する。現在高知県窪川町の幹周9.90mが最大。スギと共に日本の代表的な造林樹種。材は淡紅色で美しく香気があるので最良の建築用材、各種器具材、樹皮は現在も社寺の屋根葺き材として利用される。
由緒ほか
天文年間(1532‐1554)大内義隆の臣中村石見守が主家滅亡に際し、流浪しこの地に移り住んで、祠をたてたといわれている。ヒノキはこの時植えられたものといわれ、すると約500年ということになる。