場所 下松市吉原
下松市役所から河内バイパスで久保市方面へ約2km
中宮で降松神社の表示に従って右折。降松神社若宮の
駐車場へここから徒歩で山道をハイキング。
大きさ 石段左側 3.75m(目通り)約5.60m(根周り)
地上1.5‐2.0mで3分岐。樹冠の広がり約25m。約25m(高さ)
社殿裏 3.75m(目通り)約27m(高)
種の概要 39再
ブナ科・常緑高木。中国、朝鮮半島から日本の九州、四国、本州(宮城・新潟県以西)の暖帯域に分布する。大きいものは幹周7.85m(2.50m径)、高さ25mに達する。県内では山地の尾根筋によく出現する。樹幹は老木では帯暗赤色となり鱗片状に剥げるか粗ぞうとなる。葉はツクバネガシに似るが、葉柄が2‐4cmと長い。
由緒ほか
推古天皇17年(609)大星が降臨、神託により宮ノ洲の桂木山に祀り、洲屋明神と称した。その後和銅2年(709)高鹿垣(茶臼山)に奉遷、さらに康保元年(964)現在の鷲津山に遷座して妙見社と称した。大内氏第11代茂村が現山口市氷上の妙見社より分霊を勧請して氏神とした。大内氏歴代妙見信仰厚く神域の保護も厚かったという。明治3年(1870)降松神社と改称。
中宮への参道周辺は伐採が繰り返された二次林だがシイ、ヤマモモ、クスノキなどが復活してきている。中宮周辺にシイ、タブノキ、ウラジロガシ、クスノキ、ヤマモモなどのやや大きい樹が残され、この中にこのアカガシがある。上宮は鷲津山(240m)の頂上にある。