場所 光市室積 市延
光市室積の国道188号線から県道石城山・光線に入り山裾を
上りはじめると、まもなく右側道路そばにある。
指定 社叢=市天然記念物(1983)
大きさ 4.08m(目通り)約23m(高さ)
種の概要 5再
ニレ科・落葉高木。インドネシア、中国、台湾から日本の九州、四国、本州(関東地方以西)の亜熱帯〜暖帯域に分布する。大きいものは幹周約7.90m(2.50m径)、高さ30mに達する。
由緒ほか
この森には古い社があって、五穀豊穣と家内安全の村人祈りの森であったという。ムクノキ大木の根元にある小さな石祠は享保18年(1733)大飢饉の際、村娘クノが両親を救いたい一心で米を盗み、その罪により殺されたという悲話を残している(表示)。
そばに根元で2分岐、大きい瘤のある異形のクスノキ(クスノキ科)があり根周りが3.60mある。