正八幡宮のヤマモモ
95. 正八幡宮のヤマモモ

場所 大島郡橘町由良
     屋代島(周防大島)の北側、橘町由良の国道437号線そばに
     ある。


大きさ 地上約0.5mで3分岐。
      2.75m・1.60m・1.10m(目通り)6.10m(根周り)
      約15m(高さ)

種の概要 72再
  ヤマモモ科・常緑高木。雌雄別株。東南アジアから日本の九州、四国、本州(房総半島南部、福井県以西)の亜熱帯〜暖帯域に分布する。大きいものは幹周4.71m(1.50m径)、高さ25m以上になる。果実は6月ごろ暗赤色に熟し球形、多汁質。むかしはよく子供たちに食べられていた。

由緒ほか
  延長年中(923)山城国男山八幡宮より勧請。源平合戦の折り、弁慶が兵糧米調達のため油良に来たとされ、弁慶の「船繋松」の伝説がある。
  神社の樹林はコジイ、タイミンタチバナ、クロガネモチ、コバンモチなどで構成され、ヤマモモは社殿背後樹林縁にある。

正八幡宮のヤマモモ                           撮影2003.11

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