ウバメガシの堅果(どんぐり)
長尾八幡宮のウバメガシ
96. 長尾八幡宮のウバメガシ

場所 大島郡橘町西安下庄
     橘町安下庄の西方ウインドパークの背後山裾、
     大島環状線沿いにある。


指定 樹林=県自然記念物(1991)
大きさ 約2.50m(目通り)約8m(高さ)樹幹空洞、枯損部あり。
      土塁上にある。

種の概要
  ブナ科・常緑低木〜小高木。中国から日本の琉球、九州、四国、本州(三浦・伊豆半島以西の太平洋側)に分布する。大きいものは幹周2.51m(80cm径)、高さ18mにもなる。県内では瀬戸内に限られ、特に大島郡を主とする東部地域に多く自生する。葉は広楕円形、革質でやや光沢があり長さ3‐6cm、幅1.5‐3cmと小さい。材は薪炭材としての「備長炭」が著名である。
由緒ほか
  貞観2年(860)山城国男山八幡宮より勧請、庄内の大畠に建立。現在地の社殿は寛永2年(1625)以後造営されたといわれる。
  近くの亀島にウバメガシの自然状態の小樹林が見られ、県の自然記念物に指定されている。

長尾八幡宮のウバメガシ                         撮影2003.11
ウバメガシの堅果(どんぐり)

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