通称 宇佐八幡宮の大スギ
場所 玖珂郡錦町宇佐
山口県の最奥錦町宇佐、寂地峡入り口の西側にある。
指定 県天然記念物(1978)
大きさ 最大7.50m(目通り)約50m(高さ)、6.50m(目)約35m(高)、
5.30m(目)35m(高)、4.75m(目)35mほか。
表示=樹齢900年。
種の概要 19再
スギ科・常緑高木。日本特産種。大きくなると幹周20.40m(6.50m径)、高さ60mを超える。日本各地に巨樹が存在し天然記念物に指定されているものが多い。現在最大のものは鹿児島県屋久島の「縄文杉」といわれ幹周が16.10m(約5.13m径)ある。同じ屋久島にあるウィルソン株は豊臣秀吉が方広寺大仏殿建設のため伐りだしたという伝えがあり、これは幹周13.80mある。
由緒ほか
元仁元年(1108)豊前国宇佐八幡宮を日和に勧請。元和元年(1312)現在地に移転したといわれる。表示では明和9年(1772)には江戸大火で焼失した(毛利) 藩邸の改築用材として杉千坪を供出したとある。