ハウスメンテナー資格取得
平成13年10月、代表の笹川孝一郎が
NPO法人日本健康住宅協会のハウスメンテナーの研修を受け、
検定試験に合格し、ハウスメンテナー資格を取得しました。
これにより、、畳についてのメンテナンスだけでなく、
健康と住宅について広く浅くではありますが、
総合的な家のメンテナンスのご相談も可能となりました。
資格制度の概要
名称
ハウスメンテナー
目的
住宅の衛生環境の維持管理のために、結露、カビ、ダニ、空気環境等に関
する調査、診断、施工の技術を有し、適切・安全かつ公正な作業指導を行える
技術者を養成すること。
取得の方法
日本健康住宅協会(NPO法人)で行う研修を受け、その後の検定試験に合格した
者が、登録することにより、資格を取得できる。
研修
健康住宅に関する基礎的知識を習得することを目的とし、
(1)健康住宅の基本
(2)防露
(3)防菌、抗カビ
(4)環境生物
(5)空気環境
(6)床下環境
(7)温熱環境
(8)水環境
(9)光・視環境
(10)音・振動環境
(11)住まい方
以上の11項目に関する知識について研修する。
範囲が広いので、浅くても広く知識を習得することがねらいである。
ハウスメンテナーの職務
当会の事業会員企業において住宅の維持管理に関する調査、診断および施工を行う。
また、正会員企業も必ず1人以上のハウスメンテナーを雇用して、事業会員の実務における
情報を吸収し、製品の改善に努め、もって健康住宅の普及に貢献することとする。
「健康住宅」の定義
「健康住宅」とは、居住者の健康を阻害する様々な要因を可能な限り排除した住宅を意味します。
住まいは単に雨・露をしのぐ家から、安全や室内気候を考えた物、時にはステータスを示すもの、
などと時代や状況により変化し、現在は快適性や経済性、施工性がもっとも重視され、人工的な
設備が多用されるようになりました。
この快適性等追及の中で生じている結露・カビ・VOC(揮発性有機化合物)
などの住宅内のトラブル
に対して「健康住宅」と言う概念が出てきました。
現在の住まいについて健康との関わりを考えるとき、高気密性や有害物質への対応だけでなく、
住まい方や生活のあり方そのものを見なおすことも大切です。
「健康住宅」はこのようなハードとソフトの変化がもたらす様々な問題に対して、居住性・設計者・
施工技術者が一体になって取り組み,実現されるものと考えます。