北九州市立大 准教授 森田洋農学博士 監修 パンレットより

畳集中力UP、成績向上!

畳の部屋での学習は集中力が持続し、成績が向上するお役にたてることが
実験結果からわかりました。


2007年5月に英進館天神本館で実施。
英進館天神本館に所属の中学1年生及び小学5年生の323名(男196名、女127名)対象。
畳の教室と一般の教室とで学習機能にどのような違いが起こるかについて解明を行った。


試験方法2種類の部屋(畳の教室と一般の教室)を用意
            室内の温度を23℃に調整した  い草の香り


(第1回)
畳の教室から一般の教室
第2回
一般の教室から畳の教室

                 授業の中で算数の問題を30分解く
                      ↓  

畳の教室で解いた群 一般の教室で解いた群
解答数 145.7問 解答数 129.0問
正解率 90.4% 正解率 88.5%

試験結果(有効回答:中学1年生・小学5年生260名)

伸び率(一般教室の結果を100として)      
解答数 114.4%
正解率 102.7%

畳教室で解答するほうが、解答数が約14.4%増加。
正解率も若干畳教室のほうが高い。

 

普段、畳の部屋で勉強している子供(8名
            畳の部屋で解いた場合 会議室で解いた場合
解答した問題数 142.4問 131.8問
正解数 111.8問 100.2問
正解率 78.5% 76.0%
普段、畳の部屋で勉強していない子供(11名)
畳の部屋で解いた場合 会議室で解いた場合
解答した問題数 130.5問 125.2問
正解数 102.3問 96.5問
正解率 78.4% 77.11%

                被験者によるアンケート調査
                                 (自由記入欄)

1.畳の方がいろんな体勢ができたのが世よかった。
2.畳は集中できてよかった。
3.畳のほうが集中できた。
4.畳に座って勉強していると落ち着いてやることができた。
 いつも畳の部屋で勉強しているので、椅子より畳のほうが良い。
5.畳の部屋は匂いが良かった。畳の座り方が悪かったので疲れた。
 座り方をきちんとしていれば疲れなかったと思う。
6.いす時間より畳時間の方が疲れなかった。畳といすでこんなに違うとは思わなかった。
7.長時間畳に座るのといすに座るのではいすに座るほうが疲れた。
8.畳の香りがよかった。でもちょっと疲れた。いすのほうが楽だった。いすのほうが楽だった。
9.畳の部屋のほうが落ち着いてやることができた。
10.いすのほうがやりやすかったけど、畳のほうが落ち着いた。

普段、畳の部屋で勉強をしている子供が、畳の部屋で最も集中力が持続する傾向にある。

−−−−−−−−−−−−−−国産の畳表を使いましょう!−−−−−−−−−−−−−−
          (財)日本特産農産物協会   全日本畳事業協同組合 パンフレットより