・当ホームページを閲覧頂き有難うございます。当工房ではカントリー調の家具、木製小物の製作、レザー(革)商品の製作、住宅リフォーム、などを仕事にしております。
家具、小物などの材料は主にパイン(欧州赤松)を使用しております。柔らかくキズ付きやすいとてもデリケートな木です。カントリー家具=パインと言うイメージがありますが私自身パインが好きで使い続けています。商品の製作にあたってはキズをつけられないこれは当たり前ですがとても神経を使います。私自身も自分が作った家具を使用しておりますが長年使用しておりますとあちらこちらにキズがと言うよりキズまみれになっている物もあります。ですがそのキズを見るたび自分の中で当時の思い出がよみがえります。私の子供が小さい頃、歩行器で体当たりして出来たキズやデスクワークで付いたペンの跡など色々で数えきれませんがすべてを含めてキズが付いたと言うより思い出が刻まれたように思える事もあります。また松は樹脂を多く含むので何時も触れる部分はツルツルのピカピカになってます。これもまたキズとは違う共に長年すごした証として愛着が湧いたりもします。人それぞれ感じ方は違うかもしれませんが私自身の感想です。





・次に家具の構造ですがホゾ組など昔ながらの木と木を組む木ネジなどを使わない工法や木ネジのみで組む工法などになります。各つくりによってお値段が変わりますがご予算によってお見積もりいたしますのでご相談ください。
・最終工程のカラーですがですが4色の中からお選び頂けます。ミディアムブラウン、ダークブラウン、ホワイト、クリアーになります。私個人的趣味ではクリアー仕上げが好きです。なぜなら木本来の色の変化を楽しめるからです。松の木は樹脂を多く含むため深い色合い(アメ色)に変化します。もちろん長い年月をかけてですが。これも先ほど書きました長年共にすごした証として愛着が湧くからです。ですが着色も無着色では出来ない物を表現出来るので面白いかと思います。塗料はすべて無害の物を使用しております。
       


        

    ミディアムブラウン   ダークブラウン         クリアー            ホワイト


・次にレザー商品について少々、メインにサドルレザー(ヌメ革ベース)を使用しております。ヌメ革とは植物の渋に含まれる成分のタンニンでなめした皮革です。植物の渋のみでなめされているため環境にも人にも優しいのが特徴です。また生前のキズ、シワ、血管、毛穴の痕など含まれたりもしますが素朴で自然な表情豊かな革らしい革と言えると思います。はじめはどちらかと言うとハードな手触りですが使うほどに馴染み特に生成り色の場合は経年の変化を楽しめます。使うにつれ深みのある茶色(アメ色)に変化し艶が増します。よく財布など革製品を育てると言う言葉を耳しますがその言葉に相応しいと思います。ですがすべての商品に使用するわけではありません。ソフトな手触りが必要な場合は他の革を使用しますし、わざとウォッシュ加工を施し使いこんだクタ感を表現してみたりと色々商品によって使いわけております。




・簡単な説明ではありますが、お近くにお越しの際にはぜひお立ち寄りください。

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家具工房
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