四季山水図(山水長巻) 雪舟筆【国宝】
古今和歌集 巻第八(高野切)【国宝】
菊造腰刀 刀身無銘(伝当麻)【国宝】
旧毛利家本邸【重要文化財】 2階からの眺め
|
現在毛利博物館では恒例の特別展「国宝」を開催しています。
なかでも、日本水墨画を大成した絵師として著名な、雪舟が描いた国宝の「四季山水図(山水長巻)」は、毛利家が門外不出の秘宝として代々大切にしてきた逸品です。水墨画の最高峰と目される名品中の名品ですが、それゆえに保存のため、通常は複製を御覧いただいています。 16メートルにわたる見事な風景絵巻の実物を、隅から隅まで御覧いただけるのは、この特別展の期間だけです。 ぜひこの機会に、ごらんください。
この特別展では、そのほか「古今和歌集(高野切本)巻第八」「史記呂后本紀第九」「菊造腰刀」も公開しています。毛利家が誇る国宝4件8点の全てを見ることができるのはこの展覧会のみです。 国宝以外にも、毛利元就ゆかりの重要文化財や、山口を拠点とした守護大内氏ゆかりの「勘合貿易印」など、教科書でもおなじみの重要文化財なども公開しています。
ぜひこの機会に、毛利家伝来の国宝・重要文化財をご堪能ください、 特別展「国宝」の開催は12月2日(月)までです。
会期中、毛利氏庭園では紅葉も見頃を迎えると思われますので、ぜひあわせてご見学ください。 |