「大江広元像」 大庭学僊筆 明治時代
「鎌倉将軍家政所下文」 建久4年(1193)4月16日 【重要文化財】
「鞭(むち)」 大江広元所用 【山口県指定有形文化財】
「菊造腰刀(伝 当麻)」 鎌倉時代 【国宝】
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ようやく初夏らしいさわやかな季節になりました。毛利博物館では、企画展「大江広元-鎌倉殿を支えた毛利氏の祖-」を開催しています。 大河ドラマでも圧倒的な存在感を示している大江広元ですが、実は智将として知られた戦国大名毛利元就の祖先にあたります。 本展覧会では広元はじめ大江氏ゆかりの遺品や、毛利元就自身が広元をいかに顕彰したかを紹介し、ドラマの元になった広元像がいかにして形成されたかを紹介します。
幕末に活躍した絵師大庭学遷が描いた「大江広元像」、広元自身が政所の別当として署名した貴重な資料「鎌倉将軍家政所下文」、広元が使ったとされ、毛利元就の手で毛利氏の氏神宮崎八幡宮に奉納された「鞭」など、みどころがたくさんです。 また、毛利家ゆかりの国宝「史記」「菊造腰刀」も、この企画展を記念して特別に公開しています。
ぜひこの機会に毛利博物館にお運びください。 会期は5月29日(日)までです。 |